山口県へ旅行で訪れた際、夕日の名所として有名な惣郷川橋梁へ行ってきました。
おすすめの撮影時期やタイミングも紹介するので、惣郷川橋梁へ訪れてみたい方は是非チェックしてみてください!
惣郷川橋梁とは
惣郷川橋梁は、JR西日本山陰本線・須佐駅と宇田郷駅間の白須川に架かる全長189mの鉄道橋です。
美しい構造の橋を走る列車を撮影することができるため、全国の鉄道カメラマンに人気の撮影スポットとなっています。
惣郷川橋梁への行き方・アクセス方法
惣郷川橋梁へのアクセスは車がおすすめ。国道191号線を進み、途中海側の道に出たところに惣郷川橋梁があります。住所は下記の通り。住所阿武郡阿武町大字惣郷10824番2地先
公共交通機関を利用する場合、宇田郷駅下車から徒歩20分程度でアクセス可能ですが、電車の本数が非常に少ないので注意が必要です。
夕日と電車を交えた写真が撮れる時期とタイミングについて
惣郷川橋梁の一番の見どころといえば、海に沈む夕日を背に走る列車の姿を撮影できることです。
ただし、夕日が沈む角度や時間は時期によって刻々と変化しますし、JR西日本山陰本線の須佐駅-宇田郷駅の間を走る列車の本数は非常に短いので、撮影に適している時期は限られます。
下記の情報をもとに撮影に訪れるタイミングを見計らってください
太陽の落ちる角度・時間
惣郷川橋梁の真ん中に夕陽が沈むのは、下記の時期です。夕日の沈む角度は「日の出・日の入り時刻方角マップ」で確認することができます。
- 3月下旬〜4月上旬
- 9月下旬〜10月上旬
上記の時期に夕日が見れる時間は18時前後です。詳しい時間は下記をチェックしてください。夕日が撮れる時間は日没の20分前が目安になります。
惣郷川橋梁周辺の日没時間を調べる▼
電車の発車時刻について
惣郷川橋梁は須佐駅と宇田郷駅の間にかかっている橋です。それぞれの駅からは1時間に1本程度したら電車が通りません。そして、夕暮れの時間帯に動いている電車は下記の3本になります。
発車駅 | 発車時刻 | 通過時間 | 撮影ポイントから見て列車が進む方向 |
---|---|---|---|
宇田郷駅 | 17:28 | 17:30 | 左 → 右 |
須佐駅 | 18:21 | 18:26 | 右 → 左 |
宇田郷駅 | 18:45 | 18:47 | 左 → 右 |
上記の時刻は2019年4月1日に記述したものです。ダイヤ改正されている場合があるので、訪れる場合は必ず下記のリンクから発車時刻を確認してください
宇田郷駅発の電車の発車時刻はこちらをチェック▼
須佐駅発の電車の発車時刻はこちらをチェック▼
惣郷川橋梁からの夕景を撮影してきた
それではここからは4月上旬に惣郷川橋梁を訪れた際の様子をご紹介していきたいと思います。
今回は萩市の中心街からから阿武町方面へ国道191号線を通って向かいました。こちらは惣郷川橋梁の近くまで来たところで車を止めて撮影した一枚。自然豊かな景色の中に鉄道があるのがわかります。
萩中心街を出発して40分、もうそろそろ到着かー?と思っていると、惣郷川橋梁の姿が目の前に。
車を路肩に止めたら撮影ポイントへ。
ネットや雑誌で何度も見てきた美しいシルエットの鉄橋。全長189mある橋は実際に見てみるとなかなかの迫力です。
惣郷川橋梁は、「ビュースポットやまぐち」の一つに登録されており、撮影ポイントには看板も設置されています。
この日、惣郷川橋梁に到着したのは16:30頃。まずは17:28発の列車を撮影。まだ太陽がかなり高い位置にあったので、定番撮影ポイントを離れ、別の撮影ポイントから列車を撮ることに。
宇田郷駅17:28を発車して約2分後、2両編成の列車をが通過するのを無事撮影。ちなみにこの撮影ポイントは豪華寝台列車、瑞風を撮るのに人気のスポットのようです。
次はいよいよ夕日と電車を交えた構図の写真を撮るために、惣郷川橋梁を俯瞰して撮影できる定番撮影ポイントへ移動。
惣郷川橋梁は若干カーブするように建っているため、水平・垂直を保つように調整するのが難しいです。何本目の柱の間に夕陽が落ちていくか予想しながら、構図決めていきます。
電車を待っていると、鉄橋と同じ位置まで太陽が沈んでいきます。
そして、18:21発の2両編成の列車が出発から約5分後に橋の上を通過し始めます。電車の姿が見え始めたら、連続撮影開始!
橋の中心に電車と夕日が揃っている瞬間。
あっという間に列車は橋を通過していきました。
この日は雲一つない快晴で、夕日が綺麗に日本海に沈んでいく様子も撮ることができました。
夕日が沈むと、何名かいたカメラマンはみんな帰ってしまいましたが、楽しみはまだこれから!宇田郷駅を18:45分に出発する本日3本目の列車を待ちます。
トワイライトの空を横切っていく列車をさっきよりも寄り気味にパシャり。
2本目とは違い、列車内に明かりが点いているのがわかります。
3本目の車両もあっという間に過ぎて行きました。
失敗が許されない3本の列車を撮影した後は、リラックスしながら、黄昏時の空と惣郷川橋梁のシルエット撮影を満喫。
美しいシルエットの鉄橋は電車が通過しなくても充分に絵になります。川の水量も多く、水鏡ができるのも素晴らしい。
あとはタイムラプス動画用のインターバル撮影が終わるまで、待機。
タイムラプス用のインターバル撮影が終わる頃には周りは真っ暗になり、満点の星空が広がっていました。
惣郷川橋梁で撮影した動画&タイムラプス
それでは今回撮影した列車が通過していく映像やタイムラプスを一つの動画に編集したので、ちょっと短いですが、ぜひお楽しみください!
まとめ
惣郷川橋梁の夕景を撮りに行った際の様子や、夕日と電車を絡めて撮影できる時期についてまとめました。
2度、3度と通いたくなるような魅力的な撮影スポットでしたので、ぜひ訪れてみてください!
今回紹介した写真の撮影ポイントは下記リンクをチェック▼