東京といえば東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリーといったランドマークがあり、魅力的な都市夜景が撮れる場所。
僕はそんな都市夜景が大好きで、数多くの撮影スポットを訪れているのですが、前々から気になっていた場所がありました。
晴海埠頭旅客ターミナルです。
この場所には風媒銀乱というオブジェがあり、風のない日には綺麗なリフレクションを撮ることができるからです。
今回そんな知る人ぞ知る人気スポットに念願叶って訪れることができたので、その際の様子を記事にまとめました。
晴海埠頭の夕景や夜景を撮ってみたいという方はぜひチェックしてみてください!
晴海埠頭とは
晴海ふ頭は東京の海の玄関として、国内外の豪華客船が寄港する港です。
1991年に東京港開港50周年を記念して開業されたそう。
対岸には東京タワー、レインボーブリッジ、高層ビルなどが立ち並ぶこともあり、夜景鑑賞スポットとしても人気です。
※晴海埠頭旅客ターミナルは令和4年2月20日(日曜日)の営業をもって閉館することが決まっています▼参考晴海埠頭旅客ターミナル閉鎖のお知らせ東京港旅客ターミナル
晴海埠頭へのアクセス方法・行き方
晴海埠頭へ公共交通機関を利用してアクセスする方法は以下の2つです。
都営バスを利用する場合
公共交通機関で晴海埠頭へアクセスする場合、おすすめなのは東京駅から「都05系統」の晴海埠頭行きバスに乗車する方法。
所用時間は30分程度、運賃210円でアクセス可能です。
電車を利用する場合
電車の場合、最寄り駅は都営大江戸線の勝どき駅、もしくはゆりかもめせんの新豊洲駅になります。
しかし、どちらも駅から徒歩30分以上かかるので、公共交通機関を利用する場合は、バスでのアクセスがおすすめ。
晴海ふ頭・旅客ターミナルから夕景・夜景を撮ってきた
雲が少なくきれいな青空が広がる休日の東京。風のオブジェを撮影しに行くため、東京駅から晴海埠頭へ行ってきました。
晴海埠頭へのアクセスは電車ではなく、都営バスが便利。「都05系統」の晴海埠頭行きバスに乗車します。
バスに揺られること約30分、晴海埠頭に到着。バス停の目の前に旅客ターミナルのエントランスがあり、少し歩くと埠頭に出ることができます。
埠頭から眺めた東京湾の眺め。開放感があってとてもいい景色です。
晴海埠頭のシンボル「風媒銀乱」を撮る
埠頭に出ると人工池に設置された「風媒銀乱」が目の前に。
海風に吹かれるとステンレス製の立方体が回転する都会的で美しいオブジェです。
正面の撮影ポイントに立ち、水面ギリギリの場所でカメラを構えると、定番の構図で撮影が可能です。
池の周辺にはカモメが飛んでおり、池の中にいると波が立ってしまうので、カモメがいなくなり水面が落ち着いた時がシャッターチャンス。
気合を入れて早く着きすぎたので、夕暮れ時まで旅客ターミナル内を散策することに。
晴海旅客ターミナル内には風のオブジェ以外にも撮影スポットが点在しており、カメラ好きにはたまらない場所になっています。まずはこの幾何学模様が特徴的なタイル。
さらに旅客ターミナル1階にある円形に沿って立ち並ぶ支柱。柱と柱の間の隙間に伸びる影がいい感じ。
この場所は仮面ライダーの戦闘シーンやドラマのロケ地によく使われているそう。旅客ターミナル内には様々な有名人のサインが飾ってありました。
晴海埠頭・旅客ターミナルの夕景を撮る
夕焼けの時間が迫ってくると徐々人が集まってき賑やかな雰囲気に。
風のオブジェのちょうど後ろに太陽が沈んでいきます。
正面の撮影ポイントは少しだけ混むので、場所を譲り合いながら夕焼けに染まる風のオブジェを撮影。
日が沈むとさらに風のオブジェが美しく見えるマジックアワーの時間帯。
高層ビル群とレインボーブリッジのリフレクションが幻想的。
空の美しいグラデーション、そして無風状態でくっきりとしたリフレクションができた風のオブジェはまさに絶景です。
晴海埠頭・旅客ターミナルの夜景を撮る
日が沈み、少し時間が経つと晴海旅客ターミナルではライトアップが開始されます。
晴海埠頭旅客ターミナル2階にあがって、晴海ふ頭全体を見渡せる撮影ポイントへ。対岸の建物にも明かりがともり、非常に美しい景色。
再び風のオブジェの前に戻ると、夕焼けの時とはまた違う姿の風のオブジェを撮ることができました。
マジックアワー終了後は、ゆっくり夜景撮影タイム。ライトアップされたレインボーブリッジを撮ってみたり、、、
リフレクションが美しい東京タワーを撮影。しばらく夜景を眺めた後、バスに乗って東京駅に戻りました。
晴海埠頭旅客ターミナルからの夕景・夜景を撮ってきた感想
晴海埠頭旅客ターミナルを訪れて夕景、夜景を撮影してきた様子をご紹介しました。
雲ひとつなく、風も穏やかな日に風のオブジェを撮ることができて大満足。
夕景から夜景にかけてどんどん姿を変えていくので撮影していてまったく飽きませんでした。
令和4年2月20日(日曜日)の営業をもって、閉鎖することが決まっているので、気になっている方はぜひそれまでに撮影に訪れてみてください。