4月上旬、お得に電車旅を実践するテクニック「一筆書き切符」を購入して名古屋から東京・金沢・京都の3都市を1日ずつ回ってきました!
一筆書き切符を使った電車旅の実践例として、旅の概要を紹介していきたいと思いますので、参考にしてみてください。
一筆書き切符のルートと交通費について
冒頭でも述べた通り、今回の電車旅は名古屋駅からスタート。そこから反時計回りに東京 → 金沢 → 京都と都市を1日ずつめぐり、一周して名古屋へ戻ってきます。
桜が咲くシーズンだったので、3都市の桜の名所をめぐることを旅のテーマにおきました。
今回の電車旅のために購入した乗車券と特急券は下記の写真の通り。3都市を回っても交通費の合計はなんと26,940円。一筆書き切符のおかげで、お得に電車旅を楽しむことができます。
電車旅のルートと図に起こすとこんな感じになります。京都駅で途中下車すると経由する駅が重複し、一筆書き切符のルールを破ってしまうことになるので、山科-京都間のみ普通電車の往復切符を購入しています。
名古屋発・3都市(東京 → 金沢 → 京都)をめぐる一筆書き切符の旅
それではここからは実際に一筆書き切符を利用して3都市の桜の名所を回ってきた様子をご紹介していきたいと思います。
1日目・名古屋駅 → 東京駅へ移動
今回の旅の始まりは名古屋駅。ここから3都市を一周して周り、3日後の夜に再び帰ってくる予定です。
改札で一筆書き切符と東京行きの特急券を見せて新幹線へ乗り込み、一筆書き切符の旅スタート!
名古屋駅から東京駅への移動時間は新幹線を利用して約2時間。途中富士山の絶景を眺めたり車窓の景色を楽しんでいるとあっという間に東京駅に到着です!
まず向かったのは、東京駅から徒歩でアクセスすることができる皇居外苑。皇居の周辺は桜が咲いているスポットがいくつもあり、桜の名所の一つになっています。下の写真は、桜田門をくぐり、少し歩くと見えてくる国会議事堂です。
さらに歩くと東京の人気花見スポット、千鳥ヶ淵緑道に到着。少し見頃時期を過ぎていましたが、非常に美しく咲く桜を眺めることができました。
その後向かったのは東京タワーが間近に見える港区方面。東京のランドマークと桜の見事なコラボレーションをいくつか撮って歩きました。
そして夜は六本木へ移動して都会ならではの夜桜を堪能。こちらは東京ミッドタウンで実施されている夜桜のライトアップの様子。全長約200mにわたって桜が咲いているさくら通りは非常に美しかったです。
東京ミッドタウンから徒歩10分ほどにある六本木ヒルズ・毛利庭園では、高層ビルと桜の迫力ある写真を撮ることができました。東京ならではの夜桜を楽しんで1日目の観光は終了。
2日目・東京駅 → 金沢駅へ移動
2日目は北陸新幹線に乗って東京から金沢へ移動。北陸新幹線には、かがやき・はくたか・あさま・つるぎの4種類があるのですが、一番早く移動したいなら全席指定で停車する駅が一番少ない「かがやき」がおすすめ。
今回は自由席の特急券しか購入していなかったので、自由席があり、停車する駅が2番目に少ない「はくたか」で移動です。
東京駅出発から約3時間、金沢駅到着です。改札を抜けると金沢のランドマークである鼓門がお出迎え。
金沢は駅の東口側に主要な観光名所が集まっていて1日あれば観光をかなり楽しむことができます。
こちらは日本三名園のひとつ兼六園。観桜期には無料で園内に入ることができ、花見を楽しむことができます。
兼六園や金沢城公園を観光した後はひがし茶屋街へ。明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残されているとても美しい茶屋街は写真を撮って歩くだけでも楽しいですが、食べ歩きやお土産スポットもあり、とても楽しめる場所でした。
ひがし茶屋街の観光の後は、同エリアの近くにある主計茶屋街へ。お茶屋、小料理店、バーなどが並ぶ美しい通りにも桜が咲いていてとても美しい景観を楽しむことができました。
日が暮れてきたら再び金沢城公園・兼六園方面へ。ライトアップされた金沢城と夜桜の眺めを満喫しました。
金沢城はライトアップされている櫓だけでなく、お堀に映る夜桜のリフレクションもとても綺麗でした。
夜の金沢城と兼六園を観光した後は、人気がなくなって昼とは異なる雰囲気のある茶屋街を散策して、2日目の旅は終了。
3日目・金沢駅 → 京都駅 → 名古屋駅
旅の最終日は金沢駅から京都駅まで特急電車サンダーバードで移動。
この際、一筆書き切符と特急券に加え、山科→京都の普通切符も車掌さんに見せて改札を通るように注意しましょう。
金沢駅出発から約2時間、京都駅に到着。モダンな京都駅のデザインは何回見てもかっこいい。
京都に到着して向かったのは、桜の名所が集まる東山エリア。まずは平安神宮へ。朱色の建物と桜は相性抜群、多くの観光客で賑わっていました。
せっかく平安神宮へきたので、有料の「平安神宮・神苑」にも入りました。定番の撮影スポット「泰平閣」からの眺めを額縁構図でぱしゃり。
平安神宮を観光した後は歩いて向かったのは哲学の道。満開時には桜のトンネルを歩くことができる桜の名所です。
その後は再び徒歩で南禅寺へ。迫力のある山門にも桜が咲いていました。
東山エリアの観光を終えたら、祇園へ移動。京都に来たら必ず訪れたくなる美しい景観を楽しめるエリアです。
祇園の街の中でも存在感が大きい八坂の塔をパシャり。
そして旅の最後は東寺へ。東寺は京都駅から歩いてアクセスすることができるので、旅のラストにはうってつけです。ライトアップされた桜と水鏡がとても綺麗で、楽しく観光することができました。
東寺と不二桜の定番構図もバッチリ撮影。三脚を使うこともできるのでじっくり撮影を楽しめました。
旅のゴール名古屋駅へ
東寺のライトアップを観光した後は、快速電車に乗って電車旅の出発地点・名古屋駅へ。無事に3都市を一周して電車旅を終えることができました。
一筆書き切符の旅を終える頃には切符には途中下車した際に押してもらったスタンプがいっぱい。使い終わった切符は改札で回収されてしまうのですが、改札を通る際に記念に取っておきたい旨を伝えて、持ち帰らせてもらいました。
一筆書き切符を使って電車旅に出た感想
一筆書き切符を使ってお得に電車旅をして来た様子を紹介しました。お得な料金で東京・金沢・京都の桜の名所を回ることができてとても楽しかったです。
一筆書き切符を活用した電車旅のルートは今回紹介したもの以外にもたくさんあります。
旅のテーマを決めてお得に複数の都市を巡ってみたい!そんな風に思ったらぜひ一筆書き切符を活用できないか検討してみてください。